海外で病気になったらどうする?

留学先で病気になったら、心配という方は多いのではないでしょうか。
当記事ではそういうお悩みをお持ちの方のために海外で病気になった際の対応を調査してきました。
これから留学しようとお考えの方に参考になる記事です。

1.海外で病気になったら

海外で病気になったらどうしたらいいかわからない方は、たくさんいらっしゃるのでないのでしょうか。筆者も何度か経験がありますが、海外での病気は本当に厄介です。日本ではかかりつけの病院があったり、慣れ親しんだ常備薬があったりと対応も比較的簡単ですが、海外では同じようには行きません。この章では海外で病気になったときの対処法を記載します。

薬局に行く前に

海外にあまり慣れていない人が、よく患う症状として、飛行機の中での「乗り物酔い」、機内の乾燥による「咽頭痛」、「咳」などの風邪症状、現地の水や食べ物による「下痢」等です。

渡航中や現地についてすぐの体調不良は、語学力、地理感、時差ボケ等の理由によりすぐに薬局や病院を探すことは難しいかもしれません。最低限、上記の症状のための薬は日本から持参することをお勧めします。

海外の薬局に行く

病気の程度にもよりますが、初期もしくは軽度の病気の場合、薬局に行き薬を購入するという選択肢をあげることができます。

しかし、海外の薬は注意が必要です。世界では多くの偽薬が出回っており、アフリカ、アジア、ラテンアメリカのある地域では30%以上が偽薬だという情報もあります。また日本の薬と比べ効果の薄い薬も市販されていいます。海外で薬を購入される場合は下記に注意してください。

  • 極端に安い薬は買わない。
  • 屋台等ではなく、認可の受けた薬局で購入する。
  • 購入した薬の領収書は保管する。
  • 箱でなくバラ売りされる場合は、元容器を確認し、写真を撮るなど商品名、有効期限、製造番号を記録する。
  • 箱で売られている場合は、添付文書を保管し、医師に受診した際提示できるようにしておく。
病院の薬

海外の病院に行く

現地で行くことが可能な病院を事前に調査することをお勧めです。また現地に到着してからでも外務省ホームページ「在外公館医務官情報」などから主要な都市の病院情報を調査することができます。

長岡日本赤十字病院

海外の医療レベルは国により相当の開きがあります。欧米諸国では日本と同等の医療を受けることが可能ですが、医療費が高額な場合や、特に英国などの医師の診察までに数ヶ月待ちのような国もあります。東南アジアやアフリカ諸国では、医療サービスが整っていない場所も多く、診察のために近隣の医療制度の整った国に送還されることもしばしばあります。

2.海外での医療費は?

そもそも日本では、病院で「健康保険被保険者証」を提示することにより実際の医療費の3割を負担することで医療を受けることができます。3割の負担で賄うことができるのは日本が「国民皆保険制度」であるためです。

海外で医療費を支払う場合、日本の「健康保険被保険者証」を提示しても意味はありません。つまり全額負担する必要があります。

しかし、日本の健康保険には「海外療養費」という項目があり、帰国後に「領収書明細」、「領収書原本」、「診察内容証明書」、「療養費申請書」などを提出すれば治療費の最大7割を返金されることがあります。

この最大7割という表現ですが、海外で1万円の治療費を支払ったとします。同様の治療を日本で受けた場合8000円の治療費の場合は、安い方の医療費の7割が払い戻されますので、上記例ですと8000円の7割の5600円が払い戻されることになります。減額はされますが、少しでも医療費の負担を避けるために、海外で治療を受けた場合は、「領収書明細」、「領収書原本」、「診察内容証明書」、「療養費申請書」の四点を必ず保管してください。

しかし、この「海外療養費」は一時的な建て替えが必要です。海外にすぐにまとまったお金を用意できるとも限りません。海外旅行保険ではキャッシュレスメディカルサービスという医療費を自身で建て替える必要のないサービスもあります。また日本語でのコールサービスなども充実しているものもありますので、いざという時の為海外旅行保険に加入されることもお勧めします。

いかがでしょうか。今回は海外で病気になった場合の対処法を記載しました。海外で病気になられた際、少しでも参考になれば幸いです。

出典