ビザって何?どういうときに必要?

ビザって聞いたことあるけど、どのようなものかよくわかってないという方は多いのではないのでしょうか。
当記事ではそういう方のために、ビザとは何か、またビザが必要な場合について調査してきました。
これから留学しようとお考えの方に参考になる記事です。

1.ビザとパスポートの違いとは?

パスポートをご存知の方は多いと思いますが、ビザには馴染みのない方も多いかもしれません。日本のパスポートは世界的に強く、短期なら189ヶ国(2018年)にビザなしで滞在することができ、長期的に海外に滞在することがないとビザを必要としないというのが現状です。

パスポートは渡航中(日本国内でも)身分の証明をしてくれる物で、各国政府が発行しています。その一方でビザは一時的(もしくは永久)に渡航先に滞在することが許可されていることを証明する、いわば滞在許可証で渡航先の国が自国民以外に対して発行します。

パスポート 日本の10年用

2.ビザの種類

ビザの種類は一つではありません。国によって数や種類が100種類以上にも細分化されていますが、ここでは主なビザの種類を紹介します。

観光ビザ

留学や就労を目的としないで、現地での結婚の予定がない方は主に観光ビザを取得します。ビザに必要有無や有効期間は国や地域により様々ですが、基本的に短期的滞在のみの用途で発行されます。

しかし、前述の通り日本のパスポートは短期滞在ではビザを必要としない国が多く、滞在国にビザが必要かどうかは事前に調べる必要があります。短期滞在でもパスポートが必要な国は主にインド、カンボジア、エジプト、ロシア、ブラジルなどがあります。

学生ビザ

海外の大学、語学学校などに入学する際は学生ビザが必要となります。国によっては学生ビザが存在しない国や、語学学校や大学などの学校の形態ごとに細かくビザの種類が規定されている国があります。滞在国と留学形態を決定すると、学生ビザが必要か、また必要である時はどのような種類かを確認してください。

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザは若者の異文化交流を目的にしたビザで、各国により違いはありますが、取得できる年齢制限があります。「観光」・「就学」・「就労」が許されているビザで、学校に通うことも働くこともできます。

しかし、滞在期間(基本的に1〜2年)が定められていて、その滞在期間がすぎると二度とワーキングホリデービザでその国に滞在することはできません。つまり、1つの国に1度しか使用することができません。

就労ビザ

就労ビザとは名前の通り現地で労働を目的としたビザです。この就労ビザは就労の方法、職種によりかなり複雑に細分化されていて、企業に所属している方は所属企業によりサポートされる場合がほとんどです。

3.ビザが必要な場合

では実際にビザが必要な場合はどのような時でしょうか。今回は人気留学先である米国、豪州、カナダへ滞在時に必要なビザ(観光ビザ、学生ビザ、就労ビザ)を調査しました。

米国

観光ビザ

90日以内の観光やビジネスや就学を目的とした滞在に対して観光ビザを取得する必要はありません。しかし、平成21年1月から電子渡航認証システム「ESTA(エスタ)」の認証を受ける必要があります。この「ESTA(エスタ)」を取得すると90日以内の滞在であれば、学校に通うことも認められています。

学生ビザ

90日以上を超える就学の際は学生ビザが必要になります。主に学生ビザは「F-1」、「M-1」、「J-1」の3種類があります。

一般的な大学留学や語学留学のビザは「F-1」、専門技術を学ぶためのビザは「M-1」、大学に入学する場合でも技術研修や研究のためのビザは「J-1」になります。

ワーキングホリデービザ

米国と日本はワーキングホリデー協定国ではないので、ワーキングホリデービザは存在しません。

豪州

観光ビザ

3ヶ月以内の滞在では「ETAS」(イータス)という電子ビザを取得する必要があります。しかし、ビザといっても大使館や領事館に出向いたり、パスポートを送ったりする必要はありません。インターネットで登録でき、全てペーパーレスで処理されるため手軽に申請することができます。

学生ビザ

3ヶ月以上豪州の教育機関へ留学することが目的とされた場合取得が必要です。政府認定校のコースを週25時間以上受講することが条件とされ、週20時間までの就労も認められています。コースへの出席率80%以上という基準もあり、これを満たしていれば学生ビザを延長することができます。

ワーキングホリデービザ

18歳から30歳までの方が申請することができ、最高1年滞在することができます。

カナダ

観光ビザ

6ヶ月以内の観光を目的とした滞在はビザが免除されていますが、オンラインでeTA(電子渡航許可証)の申請が必要となります。有効期間は最長5年、またはパスポートの有効期限が切れるまでとなっております。

学生ビザ

6ヶ月以上のカナダの教育機関に留学する際は取得が必要です。しかし、授業に実習が付属されている場合、就労ビザが必要である場合がありますので、留学先に確認する必要があります。

ワーキングホリデービザ

18歳から30歳までの方が申請することができ、最高1年滞在することができます。

いかがでしたでしょうか。ここまでビザとは何か。また人気留学先のビザが必要な場合を調査してきました。短期滞在の場合ビザを必要としないことが多いことが確認できたと思います。渡航先、留学形態でビザを必要か確認される方に少しでも参考にしていただければ幸いです。

出典